INTERVIEW #06

地域の暮らしや経済を動かす
「街づくり」を任される
人材になるために

開発計画

大久保 昇太郎

設計本部 事業推進部 2022年入社

PROFILE

日本大学理工学部卒。土木施工管理を想定して選考を受けるも、入社後の配属先は事業推進部。当初は業務のイメージがつかめず戸惑ったが、開発業務を理解した今、将来のビジョンに向けて主体的に経験を重ねている。

01カンケンとの出会い北関東トップの売上規模に注目、
好業績の背景にある開発事業に驚く

カンケンのどこに関心を持ちましたか?

大学時代に土木工学を学んでいたので、必然的にゼネコンを志望しました。同級生には大手ゼネコンにエントリーする人も多かったのですが、私は地元に戻って働きたい想いが強く、群馬県内のゼネコンに絞って就活しました。その中でもっとも魅力的だったのがカンケンでした。施工実績の数や仕事のスケールもさることながら、それらの結果である北関東トップの売上規模という事実も判断を後押ししました。この力のある会社で学生時代に学んだことを活かしながら働きたいと思い、入社を決めました。

入社後、いい意味で感じたギャップはありますか?

企業研究や説明会で開発事業を行っていることは知っていましたが、入社後に詳しい内容を把握し、カンケンの強さを理解した気がします。一般的にゼネコンは、計画に合わせて造る側です。しかし当社は、行政とタッグを組んで市街地再開発を進めていたり、民間主導の産業団地造成を行っていたりするなど、街づくりに積極的に取り組んでいます。事業計画を立案し、用地の取得から設計、建築までを一貫して行っていることに驚き、同時にやりがいを感じました。

02カンケンでの仕事外構や造成の積算を行いながら、
開発プロジェクトを下支え

現在はどんな業務を担当していますか?

配属先は事業推進部。開発は群馬だけでなく、茨城や千葉など関東全域にわたり、さまざまなプロジェクトが稼働しています。企画立案は上層部が担当しており、部内の人間にもギリギリまで明かされない大きな計画なども含まれます。私は具体的に動き出した案件の事業計画に基づき、外構や造成など土木関連の積算を担当。積算のスキルは入社してから教えてもらいましたが、まだまだ自信があるとはいえません。今は開発業務の一端を担いながら、プロジェクトの流れについて知見を深めている段階です。

仕事をするうえで大切にしていることは?

平面図を基に積算するのですが、これが簡単ではありません。たとえば水路なら、何の機械を使用するのか、人数は何人必要で何日かかるのか等、工程や作業方法を紙面から想定し、できる限り誤差のない数字を導かなければなりません。そのためには、現場の最前線で行われている工法や施工手順に関する知識を持ち合わせている必要があります。その引き出しを基に現地測量の際にイメージを膨らませたり、造成現場に足を運んで情報を仕入れたりすることで、積算の精度を高めるようにしています。

03カンケンと見据える未来開発を主導する立場となっていけるよう、
知識や経験を蓄えていく

今後、どのようなスキルを身につけていきたいですか?

業務の質を高めるためにも、さまざまな経験を積んでいきたいと考えています。その中のひとつが、土木施工管理です。現場を知ることで、図面から読み取れる情報の量や深さが変わり、積算にも活かされるからです。またBIMを使いこなすことができれば、積算に限らず、開ける世界があると感じています。現在は社内のBIM講習会に参加しながら、操作を学んだり活用法について検証したりしているところです。いち早く習得し、業務に役立てたいと考えています。

将来のビジョンを教えてください

開発業務の一番のやりがいは、企画や外部との交渉をはじめとする上流工程にあると思っています。その場に同席できるようになるには、積算の先にある予算管理の知識を身につけなければなりません。また、都市計画や街づくりに携わるうえで必要な法律に関する勉強もしていかなければなりません。今はまだ一部しか担当できていませんが、将来的には上司と同じように開発を主導する立場になり、街づくりという大きな仕事の醍醐味を経験したいと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

7:50

出社

メールの確認を行い、今日の業務の準備。前日に残したタスクメモを確認。

8:30

測量準備

測量に出かける前に現場の図面をチェック。測量の流れを事前にシミュレーション。

10:00

現地で測量

先輩と現地へ。図面には高さの表記がない場合もあるので、その点も確認。

12:00

昼食

普段はお弁当持参だが、現地視察などで外出する日は近くのおいしいお店を探して外食。

14:00

測量のまとめ

帰社後、測量した数値をまとめる。また現地を見て感じた情報を資料に残しておく。

16:00

積算

図面を作成し、積算を始める。現地での測量後、大体1週間程度でまとめ、費用を算出。

18:00

退社

デスク回りの整理をし、明日へのタスクメモを残して業務を終える。

20:00

筋トレ

自宅でYouTubeを見ながら筋トレ。コロナ禍をきっかけに始めたが、今では日課として定着。